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世の中の人間は二種類に分けられる。これを見て「アッ!」と分かる人と分からない人だ。
ちなみに元ネタはxvideosやpornhubといった海外アダルトサイトで何かしらの理由で削除された動画のリンクを踏んだ時に表示される注意文で、多くの来訪者の失念を生み出してきた言葉である。
sudo rm -rf ../
これはどうだろう。
これはLinuxを使っているときの今のファイルを全削除するコマンドである。よくバグが起きてどうやったら治るかわかんない!などど喚いているとおすすめされるコマンドだ。
むかついたものがあるときsudo rm -rf 課題/ と使う応用例もある。
114514
この6文字の数列は何だろう。これは今なお世の中を魅了し続けているホモビ男優の野獣先輩の大名言「いいよこいよ」を数字としてあらわしたものである。
言いたいこと
元ネタや今の発言のどこがおかしいかを説明すると、ネタは突如として纏っていたおかしさがなくなり、文字通り「笑えなく」なる。しかし、おかしな部分の説明を受けた後また聞くときには少しは笑えるようになっていることがある。
最初に一部の人にしか伝わらないスラングを紹介したわけだが、こういった言葉のやり取りから面白いことがわかる。
笑いの発生原因の一つは元ネタがわかることである。
いわばなぞなぞだ。話者は問を投げ、あなたはそれを解く。解けるとおかしくなって、笑みがこぼれ、解けないとはて、意味が分からないとなる。そして解き方を後で学ぶどうかはあなた次第となる。
これは上に示した「ネットスラング」のほかに「ものまね」「替え歌」「ダジャレ」も含まれる。なんなら「学校への文句」もこの類の笑いの構成要素の一つだろう。
話者が仕掛けた「おかしな部分」は一部の人しか読み解くことができない。そしてその「おかしな部分」に暗黙的に気付けたとき、笑いが発生する。
話の面白い人はこれを無意識にやっていて本当にすごいなと思う時がある。小さいころから何を言ったときによい反応が返ってくるか知らず知らずのうちに学習して感覚が先鋭化されているのだろうなと思う。
また聞く側も元ネタを理解するにはある程度の知識が前提となってくる。様々なことを聞いて学ぶことは福沢諭吉がめちゃめちゃ日本人におすすめしてきたのだが、心から笑える話題を増やすためにも学問、雑学は役立っていると感じた。